パピーだからと言って好き勝手に遊ばしてると、後悔しますよ🙌
- SALTY DOGブログ
- 15 分前
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パピー期に避けたい運動とおすすめの運動
目次
ドッグライフプロデューサー目線で伝えたいこと
成長板(骨端線)の役割と閉じる時期
避けたい運動(サイズ別に解説)
おすすめの運動(サイズ別に解説)
共通して避けたい運動と共通しておすすめの運動
まとめ:体を守り、心を育てるために
1. ドッグライフプロデューサー目線で伝えたいこと
私が飼い主様にぜひ伝えたいのは
骨の成長が不完全な時に激しい運動をするのは避けた方がいいということです。
なぜなら、その時期にできた小さなケガや負担が「古傷」となり、大人になってからもずっと影響を引きずってしまう子を多く見かけるからです。
その古傷を庇う様に出来上がった身体は
アンバランスになり、庇う為の筋肉は疲弊し
身体を支え切れなくなります。
マジでコレです。
だからこそ気をつけて欲しい
そして、パピーの柔軟な頭のうちに大切にしてほしいのは、走る・飛ぶといった運動よりも、考える・嗅ぐ・体験するといった遊び方です。
正確に言えば、それは「遊び」ではなく、勉強できる機会を飼い主様が用意してあげることです。
体ができるまでは「心と頭を育てる時期」だと考えていただければ、安心してパピー期を過ごすことができます。
2. 成長板(骨端線)の役割と閉じる時期
成長板は骨が伸びる工場のような場所で、閉じるまでは骨が完全に完成していません。
小型犬:6〜12か月で閉じることが多い
中型犬:12〜15か月で閉じることが多い
大型犬:18〜24か月と遅く、2歳近くまで続く
👉 特に大型犬は成長がゆっくりなので、長く注意が必要です。
3. 避けたい運動(サイズ別)
小型犬(〜12か月)
高い場所からのジャンプ
階段の昇り降りの繰り返し
フリスビーやボールの全力ダッシュ&急ブレーキ
他の犬との激しい取っ組み合い
中型犬(〜15か月)
長時間のジョギング(30分以上)
段差の多い散歩コース
自転車で伴走
硬いアスファルトでの長距離運動
大型犬(〜18〜24か月)
車からの飛び降り
長距離ランニング
フリスビーや急激な方向転換
繰り返しの階段昇降
成犬と同じ強度のアジリティ
4. おすすめの運動(サイズ別)
小型犬(〜12か月)
10〜15分の短め散歩を数回
平らな芝生や土の上での歩行
知育トイや引っ張りっこ
ゆっくり歩く・止まる練習
中型犬(〜15か月)
15〜20分の散歩を1日2回
軽い坂道ウォーク
浅瀬での水遊び
しつけトレーニングで達成感を
大型犬(〜18〜24か月)
15〜25分のゆったり散歩
水中歩行(プールや浅瀬)
知育トイ・ノーズワーク
ゆっくりした坂道ウォーク
5. 共通して避けたい運動とおすすめの運動
避けたい運動
ジャンプ
階段の昇り降り
急ストップ・急ターン
長時間の激しい運動
おすすめの運動
平らな道での散歩
水遊び(水中歩行)
ゆっくりした坂道
ノーズワークや知育トイで頭を使う遊び
6. まとめ:体を守り、心を育てるために
パピー期は「体を大きくする」よりも「頭と心を育てる」大切な時期です。
体の準備が整う前に激しい運動を重ねてしまうと、成犬になってから古傷として影響が残ってしまうことがあります。
だからこそ、今は ノーズワークや知育トイ、考える遊び、体験できる学びの機会 を積極的に取り入れてあげましょう。
激しい運動は体ができあがってから、いくらでも楽しめます。
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