わんちゃんがお尻を気にしていたり、お尻を床にこすりつけながら歩いていたりしませんか?
それは肛門腺を絞るタイミングのサインかもしれません◎
肛門腺はお家でやる方も少ないのであまり馴染みがないかもしれないですが、意外と大事なお手入れのひとつなんです💡
今回は肛門腺の役割や放置したときの危険性などお話したいと思います!
そもそも肛門腺とはなんなのでしょうか?
わんちゃん同士がお尻を嗅ぎ合っているところを見た事あると思います💭
あの仕草は肛門にある肛門腺の嗅いで相手を認識しているところなんです💡
肛門腺から出る分泌物はみんなそれぞれ匂いが異なるので人間でいう「名札」や「名刺」のような役割になっているのです。
なのでみんな挨拶する時におしりをくんくん嗅いでるんです🐶
肛門腺は左右それぞれにある分泌腺です。そこから定期的に肛門腺液と呼ばれる分泌物が肛門腺嚢という袋状の場所へ溜まっていきます。
基本的に肛門嚢に溜まった肛門腺はうんちと一緒に外に出します。大型犬では一緒に出せることが多いいのですが、小型犬や中型犬ではうんちと一緒に排出することが難しいので肛門腺が溜まりやすいです💦なので定期的に肛門腺を絞ってあげることが大切です💡
この肛門腺が溜まった状態だと色々なトラブルが発生します⚠️
特に発生しやすくリスクが高いものを2つお伝えします。
一つ目は【肛門腺炎】です。
肛門腺が溜まり続けると分泌物を排出する管が詰まり、そこに細菌が感染して起きてしまう炎症です💦
二つ目は【肛門腺破裂】です。
肛門腺炎が悪化し化膿してしまう可能性がありそうするとお尻の皮膚が破けてしまう症状です💦
症状としては
・肛門周辺が赤くなっている
・肛門周辺が腫れている
・肛門周辺から膿が出ている
・発熱
・食欲低下
こうした症状が見られるとある程度症状が重くなっている可能性があります!直ちに病院に行きましょう!
このようなリスクを避けるためにも肛門腺が溜まってきたころのわんちゃんのわかりやすい仕草がいくつかあります💡
・お尻を地面につけてズリズリ擦り歩きをする
・いつも以上に肛門を気にして舐める
・肛門付近を噛む
・お尻が気になる感じでしっぽを追いかけるようにグルグル回る
このような仕草が見られたら肛門腺が溜まってきている可能性があるので絞ってもらいましょう◎
肛門腺の絞る目安としては2週間〜1ヶ月程度と言われていますが溜まりやすさは個体差があります。
なので溜まってきた頃の仕草が短いスパンで見られる場合は溜まりやすいという事なのでまめに絞ったり、肛門腺は肛門の斜め下時計に例えると肛門を中心として4時と8時の位置にありますので触ってみてぷっくりしてたら溜まっているという事なので絞りましょう◎
おうちで絞ることも出来ますが、いざやってみようとすると力加減や上手く出来なくてわんちゃんが嫌がったり、、正しく出来ないと逆にトラブルにも繋がったりしますので病院やサロンなどでプロにおまかせするがいいと思います💡
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