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執筆者の写真SALTY DOGブログ

《犬の身体の不調、大体お散歩の質のせい説》

犬の健康は、お散歩の質で決まる ?!

〜体の負担を減らすお散歩のすすめ〜



先日、Instagramのストーリーで

皆さんに興味のある事を聞いた時に

《犬の身体の不調、大体お散歩の質のせい説》と

《逆くしゃみをするのなーぜ?》

に票が集まったので先ずは



犬と一緒に暮らす飼い主さんにとって

お散歩は日常の一部ではあり

大切な時間の《お散歩》の話題から

ブログにしたいと思います💡


人にとっては日常の一部ですが


犬にとっては唯一の運動の時間です。

家でボール遊びしてるから良い

と思われる方も居るかと思いますが

それでは

マジで足らないですし




うちは、お散歩してるからOKだ!✨




と胸を撫で下ろすのは

まだ気が早いです!


今回知って頂きたいのは…


そのお散歩

犬に身体にとって

本当に良いものになっていますか?



メンテナンスドッグマッサージ®︎の知識を使って

犬のボディチェックを行う経験の中で

アンケートを集めて、その内容を深掘りして

その子に今必要な事をご提案しているのですが


ボディチェックを行った子達の問題の

起点になっているのが《散歩》なんじゃないかな??😰

とゾワゾワしたので

問題提起と思ってこのブログ書いてます。


お散歩の質が犬の体と心に与える影響は

計り知れません。

お散歩が一番身体を使う訳ですから

そこに乱れがあれば、姿勢の崩れや筋肉の偏り

さらには行動面での問題

性格の構成

飼い主との絆を築くまでに関わる

お言っても過言ではないかと思います。



お散歩と一言で言ってしまうには勿体無い

意識次第で、犬との関係から心身まで変えられる

そんな可能性が秘められているんです!!



まず、初めに適切な運動量について

皆さんご存知でしょうか?


知ってる方も多いと思うので

ざっくりとお伝えします。

一般的によく言われている目安がコチラ👇

《小型犬》

運動時間: 1日2回

各20~30分(合計で約60分)


内容: 軽い散歩や室内でのおもちゃ遊びがメイン。


《中型犬》

運動時間: 1日2回、各30分~1時間

(合計で60分以上)

内容: 散歩に加え、ドッグランでの自由運動や

ボール遊び。


《大型犬》

運動時間: 1日2回、各1時間(合計2時間)。

内容: 散歩だけでなく、筋力トレーニングを兼ねた坂道の散歩や水遊びも取り入れる。



と言った感じになりますが

始めた時間と終わった時間を見るのではなくて

運動した時間に注目してくださいね!


あくまで目安なので増やして良いですが

(1日のご飯の量と同じ感覚ですね)

本人の顔と前日の過ごし方など

スケジュールを見つつ

オーバーワークにならない様に

バランスを取りましょう💡


ここで大事なのが

『行きたがらないから』

とか

『行きたがるから』

と言って犬任せにしないで

しっかり飼い主が管理してあげてください。


大前提!

飼い主様が『行きたくないから』と言うのは

ワンコファーストの私としては論外なので

そこは鉄の意志で動きましょう。笑



では本題!

《犬の姿勢と体の負担を悪化させるお散歩とは?》


私たち人間も姿勢が崩れると

肩こりや腰痛に悩まされますよね。


同じように犬も姿勢が崩れることで

体にさまざまな負担がかかります

特に、首や背中、骨盤や足への影響は顕著です。



例えば、こんなシーンはありませんか?


  1. リードを強く引っ張っている(お互いに)

  2. 犬が地面の匂いを長時間嗅ぎ続け、お散歩=クン活になっている

  3. 他犬への様々な意味合いでの興味が止まらなくて二足歩行で歩いてる。


思い当たる節はありましたか??

これらの行動が続くと

次のような問題が発生する可能性があります。


・首を下げた姿勢が続くと首前部の筋肉が硬くなり前傾姿勢が加速する

・嗅ぎたい所へ飼い主を引っ張る事で、肩の筋肉量の増加が行き過ぎ肩関節が不安定になる。

・リードを引っ張られることで首にしこりができることもあり、しこりが強くなると気管を圧迫し、呼吸に影響を与えることも。

・行動が偏る事で、使われない筋肉が出て姿勢の歪みにつながる。



他にも挙げればキリがない程ですが

これらは日常的なお散歩で

起こり得る問題です。


愛犬の健康のためには

まずお散歩の質を見直しが必要な事が

少しでも伝われば嬉しいです。



《クン活(匂い嗅ぎ活動)のし過ぎによる影響》

匂いを嗅ぐ「クン活」は

犬にとって非常に重要な行動です。

情報を収集し、環境を理解することで

心の安定を保っています。

無くす事はストレスになります。


しかし、クン活が過剰になると

逆効果になることもあります。


特に以下のような問題が見られることがあります。


《行動面への影響》

・匂いに執着することで、指示を聞き入れない場面が増える。

・飼い主が指示も出さずにリードを引っ張るだけでクン活を終わらせると

無制限ゾーンだと思っていた犬に不満が蓄積し

執着心がさらに強くなる。


などがあります。



では、愛犬の体の負担を減らし

健康を守るためには、どのような

お散歩を心がければよいのでしょうか?


『1時間お散歩に出ています!9割クン活ですが!!』

の人は

以下の3つのポイントを意識してみてください。

【1. クン活の時間と場所を管理する】

クン活を完全にやめる必要はありません。

むしろ、「ここで嗅いでいいよ」という許可を与えることが重要です。

例: 言葉は任せますが、『良いよ』と伝えてからクン活をさせて、その後は「おしまい」と声掛けてリードだけで無くて身体を使って割り込む様にして終わらせる

次の動きに移る。

♡匂いを嗅ぐ時間を適度にコントロールすることで

犬の満足感を高めつつ、執着心を抑え

始まりと終わりを伝える事でリーダーシップを取ることができます。



2. リードの使い方を工夫する

リードをただ引っ張るだけではなく

声や手の合図や身体をつかって

犬を誘導する方法を取り入れましょう。

飼い主が主導権を持ちながらも

犬が「自然と従いたくなる」ような

コミュニケーションが理想的です。



⭐︎首輪とハーネスの選び方も重要

「引っ張り癖が気になるからハーネスに変える」

という話をよく聞きますが

引っ張り癖自体を改善しなければ

ハーネスでも体への負担は避けられません!


・首輪の場合

首への負担がかかりやすいが

リードのテンションが少ない場合は問題無いでしょう💡


・ハーネスの場合

 胸や背中に負担が集中し、首同様にコリが発生して

強く引くことで胸骨が歪みそれが胸椎の歪みに繋がる事もあります。



⭐︎重要なのは…

引っ張り癖をなくすためのトレーニングです!!

これに尽きます。


リードがたるむ状態で散歩できるよう

日々の練習を心がけましょう。


付かず離れず意識し合う仲って

めちゃ良い関係じゃないですか?♡☺️




そんなにお散歩にルールを作ったら可哀想だ!

と言う飼い主様がもしいたらお伝えしておきたいのですが


許可もせず、辞めさせもしない

無制限の環境で育った子は

やりたい事以外=ストレスの

フラットが無い子に

になります。


こちらから善かれと思って取る

コミュニケーションも

本犬の欲望以外の事だったらストレスになります。


好き勝手生きる人間が社会でどうなるか

人間だからこそ、先に理解している事でしょうし

社会の楽しさを教えたり

脅威から守ってあげる『主』になってあげてくださいね!




「お散歩の質を見直すだけで、犬の健康が大きく変わる」

その意識を持つだけで

今日からの散歩がより良いものになるはずです。



健康的で最後の日まで

自分の足で歩いて過ごす為には

必ず人の力が必要です。


僕もまだまだ勉強して行きますので

これからも一緒に、良き理解者になる為に

歩んでいきましょう!


このブログが飼い主さんにとって

意識改革の一歩となれば幸いです。


参考になった方、もし良かったら

いいねボタン押したり

公式LINEに感想聞かせてください🙇‍♂️!


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